【出張授業】中学生と物流の未来
去る2025年6月25日、茨城県潮来市にある潮来市立日の出中学校にて、弊社による出前授業が実施されました。これまで主に小学5年生を対象に行っていた物流の授業ですが、今回は初めて中学生の皆さんに物流業界の魅力をお伝えする貴重な機会となりました。
未来の物流を担う人材育成へ
今回の日の出中学校への訪問は、「出前授業ドットコム」というサイトを通じて、学校の先生が吉野自動車に興味を持たれたことから連絡をいただき実現しました。
この出前授業の最大の目的は、日本の将来を担うトラック業界、ひいては物流全体に興味を持ってもらうことにあります。将来的にはドライバー不足がより深刻になる可能性も指摘されており、ドライバーだけでなく整備士、営業、倉庫で働く人々など、物流を支える多様な職種があることを伝え、子供たちの将来の夢に「トラックに関わる仕事」が加わるきっかけになればと願っています。
ボルボトラックとの出会い
当日は、吉野自動車からファストエレファントと営業・整備スタッフが参加しました。
活動は大きく分けて2つの場所で行われました。
- 教室でのセッション:動画を流しながら吉野自動車で働く様々な職種について説明を行いました。営業職についての詳しい話がありました。
- 体育館でのボルボトラック体験:カスタムされた大型のボルボトラックを実際に見て触れてもらう体験会を行いました。
興味津々、未来のドライバー誕生の予感?!
当日は2つのクラスで授業を行いましたが、どちらのクラスの生徒たちも活発に質問をしてくれ、ボルボトラックに乗車する体験を楽しんでいました。特に元気なクラスでは、担当者の一人であるアルさんに熱烈なファンができるほどの盛り上がりを見せました。「アルちゃーーーーーーーん!」と手を振って見送ってくれる姿は、我々にとって大きな喜びとなりました。
生徒たちからは、以下のような多様な感想が聞かれました。
- 「最高です!広い!」
- 「めっちゃ高かった!」
- 「乗って運転してみたい」
- 「(ボルボトラックは)かっこよかった!」
- 「広くて高級感が増した」
- 「(車内は)最初は狭いのかなと思ったけど、広くて働きやすい」
- 「死角が多いと感じたので、気をつけたい」
- 「興味が湧きました!」
リップサービスでも「将来の夢はトラック運転手!」と力強く宣言してくれる生徒や、「吉野自動車で働きたい!」と言ってくれる生徒もいて、我々にとっても大変嬉しい瞬間となりました。中学生の皆さんの純粋な反応とパワフルさに、こちらが力をもらった形です。
物流業界の未来を共に創るために
今回の出前授業を通じて、多くの生徒たちが少しでも物流業界に具体的な興味を持ってくれたことは大きな成功だったと思います。吉野自動車だけでなく、近くの整備工場や運送会社、倉庫など、何らかの形で近い存在になり、さらに将来トラック業界に関わってもらえれば大成功だと考えています。
今後も、近隣の小中学校へ積極的に出前授業に伺いたいと考えております。日本の物流を支える未来の担い手たちが、今回の体験をきっかけに育ってくれることを心から願っています。
ヨシノ自動車の公式Instagram、ファストエレファントの公式Instagramでも授業風景、出発風景をUPしています!
「うちの学校にも来てほしい!」というご要望がございましたら、ぜひお気軽にお声がけください。お待ちしております!
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ヨシノ自動車の「PJ」共走プロジェクト
自社だけでなく業界、さらにはその枠を超えて物流業界の未来を共に走っていく活動です。
トラックドライバーという仕事がある事、こんなに大きなトラックが毎日道路を走っていること、それを日常的に運転しているかっこいいドライバーさんがいる事。
ただ知ってもらえるだけでも物流業界の未来は少しずつ変わっていくと信じて取り組んでいます。