【おじさんコラム第11回】応援団の仕事

【私】
おじさんコラム執筆者。
川崎ブレイブサンダースを応援することになったおじさん。
バスケ経験者にもかかわらず、ブレイブサンダースは今回初めて知った程度のBリーグ素人。
同世代のブレイブサンダース応援友達がほしいと思っています。


私の通っていた高校は、旧制中学からの歴史があり、「応援団」という部活動がありました。

どの部活より上下関係が厳しく、応援歌練習も筋トレもきつそうだった記憶があります。

夏も学ランで過ごしていて、「この人たちは何のためにこれをやっているのか?」と不思議に思っていました。

ただ、行事になると一番目立つポジションで、彼らは主役と肩を並べ、尊敬され、一目置かれる存在でした。

同じような役割として存在する、チアリーダーはダンスの大会、ブラスバンドは吹奏楽コンクールと目的があるのに対し、応援団は厳しい練習をして応援をしているのみです。

見えない目的のために、日々のつらい練習をするなんて、よくやってられるななんて他人ごとに思えていたのですが、このブレイブサンダースの件で応援を考えるうちに古い記憶からよみがえってきました。

「すべての人は目的があるから行動するわけではない」というのは、おじさんになった今だからこそ理解できる話で、若いのにそれを理解してやっているのは純粋にすごいなと思うとともに、いまだに自分はその境地には立てないのがちょっと面白かったりします。

ところで、僕らが考える応援はそんな大きな応援ではなくて、もう少し小さな応援だと思っています。

前章「バスケットボール(も)好きな人」でインターンシップを企画したように、ブレイブサンダースを応援する人たちの要望をかなえることで、もっと応援してもらえるようにする。

それがブレイブサンダースとヨシノ自動車共通の目的である川崎の活性化につながるのだと思っています。

来期にやりたいのは、「交通安全キャンペーン」

「とどろきアリーナは遠い!」「川崎の道路は歩くのには危険!」「安心して子供連れで観戦に行けないじゃないか!」というブレイブファミリーの声があります。

ヨシノ自動車はレンタカーを貸し出していて、その辺をヨシノレンタカーのトラックがブイブイ走っています。

これで事故が起きてしまうと誰も幸せになりません。

それなら、ブレイブサンダースさん一緒に交通安全について取り組みをしませんか?

安心してバスケットボール観戦に行くことができる方法を考えませんか?

そんなスポンサー活動をやってみたいですね。

※この企画はインターンシップに参加してくれた学生が考えてくれたものです。

川崎ブレイブサンダース