【おじさんコラム第8回】見えないものを見せる

【私】
おじさんコラム執筆者。
川崎ブレイブサンダースを応援することになったおじさん。
バスケ経験者にもかかわらず、ブレイブサンダースは今回初めて知った程度のBリーグ素人。
同世代のブレイブサンダース応援友達がほしいと思っています。


ようやく、ヨシノ自動車なりのブレイブサンダース応援がおぼろげながら見えてきたわけですが、私たちは仕事としてスポンサードをカタチにしていく必要があります。

「ブレイブサンダース応援しました、みんな喜んでくれました。ほら頑張ったでしょ?」

なんてセリフは最後の最後においといて、会社の成長にも貢献せねばならないのです。

地域活性化も、社員への福利厚生も、素晴らしいことではあるのですが、会社への貢献としてわかりやすいものではありません。

スポンサードの一番の目的は広報にあります。知名度アップとか、ブランディングとかと言い換えることもできそうです。

わかりやすく知名度が上がったと感じるのは、お客様が「ブレイブサンダースの広告をみて貴社の商品を購入しました」と言ってもらえることですが、広告を見てトラックを買う人なんてそうはいません。

そもそも広告効果を期待してスポンサードをする会社はあまりないのではないかと思います。

協賛スポンサーになれば売り上げが上がるなんて、簡単な図式はすでにこの世の中にないのです。

ではどのようにして知名度アップを図っていくか?

ここで私たちは壁にぶち当たることになりました。

ユニフォームに名前を入れてもらう、アリーナに広告を出す、プログラムに広告を出稿する。

誰もがわかるスポンサード、知名度アップの手法です。

アリーナに来る人は毎回5000人、1シーズン30試合のホームゲームがあります。

延べ15万人が対象となるのですが、その人たちに「ヨシノ自動車は川崎にあるトラック屋さん」と覚えてもらうのはなかなか難しいと感じます。

企業ロゴを何度目にしても、広告だけではそれ以上興味を引くことはなさそうです。

広告自体を見てもらえないのに、どのようにして知名度をアップしていくのか?

「見えないものを見せる」戦いが始まることとなりました。

川崎ブレイブサンダース