【私】
おじさんコラム執筆者。
川崎ブレイブサンダースを応援することになったおじさん。
バスケ経験者にもかかわらず、ブレイブサンダースは今回初めて知った程度のBリーグ素人。
同世代のブレイブサンダース応援友達がほしいと思っています。
ようやく、ヨシノ自動車なりのブレイブサンダース応援がおぼろげながら見えてきたわけですが、私たちは仕事としてスポンサードをカタチにしていく必要があります。
「ブレイブサンダース応援しました、みんな喜んでくれました。ほら頑張ったでしょ?」
なんてセリフは最後の最後においといて、会社の成長にも貢献せねばならないのです。
地域活性化も、社員への福利厚生も、素晴らしいことではあるのですが、会社への貢献としてわかりやすいものではありません。
スポンサードの一番の目的は広報にあります。知名度アップとか、ブランディングとかと言い換えることもできそうです。
わかりやすく知名度が上がったと感じるのは、お客様が「ブレイブサンダースの広告をみて貴社の商品を購入しました」と言ってもらえることですが、広告を見てトラックを買う人なんてそうはいません。
そもそも広告効果を期待してスポンサードをする会社はあまりないのではないかと思います。
協賛スポンサーになれば売り上げが上がるなんて、簡単な図式はすでにこの世の中にないのです。
ではどのようにして知名度アップを図っていくか?
ここで私たちは壁にぶち当たることになりました。
ユニフォームに名前を入れてもらう、アリーナに広告を出す、プログラムに広告を出稿する。
誰もがわかるスポンサード、知名度アップの手法です。
アリーナに来る人は毎回5000人、1シーズン30試合のホームゲームがあります。
延べ15万人が対象となるのですが、その人たちに「ヨシノ自動車は川崎にあるトラック屋さん」と覚えてもらうのはなかなか難しいと感じます。
企業ロゴを何度目にしても、広告だけではそれ以上興味を引くことはなさそうです。
広告自体を見てもらえないのに、どのようにして知名度をアップしていくのか?
「見えないものを見せる」戦いが始まることとなりました。