【おじさんコラム第4回】バスケットボールは家族を救う

【私】
おじさんコラム執筆者。
川崎ブレイブサンダースを応援することになったおじさん。
バスケ経験者にもかかわらず、ブレイブサンダースは今回初めて知った程度のBリーグ素人。
同世代のブレイブサンダース応援友達がほしいと思っています。


おじさんはプロ野球観戦が好きだ。

なぜなら、昔から数少ない娯楽であるテレビのゴールデンタイムはプロ野球と決まっていたから。

おじさんたちは好き嫌いにかかわらず、家族だんらんの時間にプロ野球を見せられて育ったから。

おじさんたちにとって、プロ野球観戦は家族だんらんの幸せそのものなのだ。

ブレイブサンダースのホームゲーム応援者を社内募集したところ、子供がバスケットをしている、子供が行きたいというから、という理由で観戦チケットの応募してくる社内のおじさんがいます。

「あなたバスケットどころか、スポーツ観戦興味ないよね?」

とこちらから突っ込み入れたくなるような人もちらほら。

そして、そういった人に限って「面白かった」「次はいつですか?」とおかわりまで要求してきます。なぜなのかと聞くと、子供たちが喜んでたからと。

バスケットボール観戦の醍醐味は、なかなかおじさんにはわからないのかもしれません。チャカチャカ攻守が入れ替わって、選手も入れ替わって、選手の名前も得意プレーもわからない、自分からすれば思い入れのない大男がダンクシュートをしても、いまいち共感することができないものです。

ただ、家族はというと大いに盛り上がっています。ノリノリでチアリーダーズ「IRIS」に手拍子を送り、対戦相手のフリースローにはブーイングをしています。

そして、終わった後「パパ楽しかった、また連れて行ってね」と。

家族だんらんはプロ野球観戦だけではないということを初めて知り、Bリーグ観戦のファンが、ブレイブサンダースのファンがひとり増えた瞬間でした。

川崎ブレイブサンダース