【2025 Inter Proto Series Rd.5&Rd.6】ロニー選手、最終戦の最終ホームストレート見せたコンマ0.02秒のドラマ!3位表彰台獲得!

2025年シーズン最終戦となる「Inter Proto Series POWERED BY KeePer Rd.5 & Rd.6」が11月8日(土)、9日(日)に富士スピードウェイで開催されました。SUPER GTのトップドライバーも参戦するハイレベルな戦いの中、ロニー・クインタレッリ選手(カーナンバー16 ララパルーザ)は、前回の不運を乗り越え、Rd.6で劇的な3位表彰台を獲得し、有終の美を飾りました。

以下、レポートからの抜粋となります。

※本記事のすべての画像©Masakatsu Sato

ライコンディションの予選で5位を確保

予選日(11月8日)はドライコンディションで行われ、ロニー選手は残り10分ほどでコースインしました。タイヤのウォームアップとアタックのポジション取りを意識した後、6周目にベストタイムをマークし、決勝のスタートグリッド5位を確保しました。

Rd.5:ウェットの中、堅実に5位フィニッシュ

翌9日の決勝日は雨となり、ウェットコンディションでのレースとなりました。Rd.5(9周)の決勝レースは、雨が激しくなる中でスタートし、ロニー選手はスタート順位を保ち、5位でレースを終えました。

Rd.6:ファイナルラップの劇的逆転劇!難コンディションを制し3位表彰台へ

Rd.5の終了後、5分間のインターバルを経て、すぐにRd.6(8周)がスタートしました。Rd.6ではロニー選手はRd.5とは異なり、序盤から上位4台のグループに続いて順調に走行しました。
特に、4位を走る浦辺和久選手(カーナンバー3)の背後に接近し、継続的にプレッシャーをかけ続けました。その結果、5周目の13コーナーで浦辺選手がコースアウトし、ロニー選手が4位に浮上しました。
ロニー選手の勢いは止まらず、7周目にはこのレースのベストラップをマークし、3位の山下健太選手(カーナンバー44)に猛追しファイナルラップに突入。
そして、最終コーナーの立ち上がりからストレートで山下選手とサイドバイサイドの激しいバトルを展開し、チェッカー目前で見事に山下選手をオーバーテイク。3位表彰台という劇的な形で最終戦を締めくくりました。

ロニー選手コメント:「日本のトップドライバーたちとのバトルに満足」

「3位表彰台で今シーズンを終えることができて、とても嬉しかったです。
今回の難しい路面コンディションの中で、日本のトップドライバーたちとチェッカーまでしっかりバトルできて、僕の中で一番、満足できました。今シーズンもたくさんのサポートしてくれたスポンサーの皆さん、TOMEI SPORTの皆さん、ファンの皆さん、ありがとうございました。」

Inter Proto Series【公式Youtubeチャンネル】2025 Inter Proto Series 【PRO】
■ Rd.5-6 Qualifying

#16 ロニー・クインタレッリ選手

■ Rd.5-6 Final

【見どころ】
0:16:07 ロニー・クインタレッリ選手インタビュー
1:27:07 最終コーナーからのオーバーテイク、チェッカーフラッグ
1:47:17 表彰式


ロニー選手は、前レース後のコメントで「11月の最終戦ではよい形でインタープロトシリーズのシーズンを締めくくりたい」と強い決意を語っていて、まさにその言葉通り、ファイナルラップでの劇的なオーバーテイクにより3位表彰台を獲得し、その存在感を改めて示しました。
今シーズンを通して見せた卓越した速さと粘り強い走りを来シーズンへとさらなる高みを目指すロニー・クインタレッリ選手の挑戦を、ヨシノ自動車はこれからも全力でサポートしてまいります。ファンの皆様、引き続きロニー選手への熱いご声援をよろしくお願いいたします!

【ロニー・クインタレッリ選手】2025 Inter Proto Series Rd.5&Rd.6_レポート[PDF]

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